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『トワイライトシンドローム』DSを使った船上試写会

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さるびあ号デッキに並んだ舞台あいさつ出演者。
後列左より、『デッドゴーランド』主題歌を歌うバンド・Dの5人、『デッドクルーズ』の主題歌を手がけるLOVEFIXERのふたり。中列左より馬場徹さん、星井七瀬さん、荒井萌さん、関めぐみさん、野久保直樹さん、寺島咲さん。前列左より、安里麻里監督、イベントの進行役をつとめたピエロ、古澤健監督

 人気ゲームソフトをもとにしたホラーアドベンチャー映画『トワイライトシンドローム デッドクルーズ』(8月2日公開)と『トワイライトシンドローム デッドゴーランド』(8月16日公開)の、世界初となる携帯ゲーム機“ニンテンドーDS”を使用した完成披露試写会が7月16日に東京・竹芝桟橋に停泊されたさるびあ号の船上でおこなわれました。
 今回の試写会は『デッドクルーズ』の撮影がおこなわれたさるびあ号船上で、両作品に登場するニンテンドーDSを用い、『デッドゴーランド』に登場するピエロのナビゲートによっておこなわれるという、まさに映画の世界そのままの趣向を凝らした試写会。試写スタート前には両作品のスタッフ・キャストによる舞台あいさつがおこなわれました。
 『デッドクルーズ』出演の野久保直樹さんは「撮影場所でこういうことができるということはすごく嬉しいこと。ぼくは大丈夫だったんですけど、船の上での撮影だったのでみんな体調もよろしくない中で闘い続けた場所なので、それを感じながら観ていただければいいなと思います」とあいさつ。同じく『デッドクルーズ』出演の関めぐみさんも「撮影のときには実際に動いていて船酔いがすごかったので、停泊していると支度もこんなにスムーズにいくんだと嬉しかったです(笑)」と船上の撮影ならではの苦労を語りました。
 遊園地を舞台にした『デッドゴーランド』で映画初主演した荒井萌さんは「私にとってすごく思い出に残っている作品です。スタッフやキャストのみなさんに支えられてできた映画なので、楽しんで観てください」と初主演の感想を語り、共演の星井七瀬さんは「映画の中でピエロがとてもいい味を出しています」とイベント進行役のピエロをプッシュし、ピエロを照れさせました。

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「私は人間の気持ちの変化だったりに恐怖を感じて作品に挑みました。私たちは全力で頑張ったので、たくさんの人に観てもらいたいです」と『デッドクルーズ』出演の関めぐみさん

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「映画を観てひとりひとり感じることは違うと思うんですけど、ぼくの思ってることとどこか共感できるところがあればいいなと思います」と『デッドゴーランド』出演の野久保直樹さん

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「霊的な怖さというよりも楽しんで観られるホラーだと思うので、楽しんでください。夏にピッタリの映画だと思います」と『デッドゴーランド』出演の寺島咲さん

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「今回の映画は普段の萌と正反対の女の子を演じたので、そこをチェックして欲しいなって思います」と役について語った『デッドゴーランド』出演の荒井萌さん

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「可愛いものも出てきて、楽しんでワイワイ観られるんだけどちょっと怖い感じの映画なので、楽しんで観てください」と『デッドゴーランド』出演の星井七瀬さん

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「人間味がすごく出ていて、それぞれのキャラクターが引き立った映画になっている思いますので、ぜひぜひ楽しんでください」と『デッドゴーランド』出演の馬場徹さん

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「ホラーに限らず映画というのはいろいろな人間の感情が詰まっているものだと思います。この作品は6人の素晴しい俳優たちがいろいろな感情を表現してくれたと思います」と『デッドクルーズ』の古澤健監督

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「70分という割と短い作品ではあるんですが、とても70分とは思えないすごい展開の速い娯楽ホラーになっていると思います。ぜひ最後まで楽しんでください」と『デッドゴーランド』の安里麻里監督

 舞台あいさつに続いては、DSを使った試写がスタート。観客ひとりひとりがDSで動画やテキスト、コミックが観られる“DSvison”を使い、船内の思い思いの場所で映画が観られるという、これまでに例のない試写会となりました。

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ひとり1台ずつ用意されたDSにDSvisionをセットして映画試聴の準備

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DSvisionで映画再生中。画面は『トワイライトシンドローム デッドゴーランド』の一場面

 両監督がそれぞれ「ぼく自身ゲームがすごく好きなので、ゲームをしているときに感じた“もしも自分がこのゲームの主人公だったら”ということを想像しながら作った」(古澤監督)、「生身の人間が演じているけどゲームのキャラクターのようなありえない死に方で死ぬ奇妙な怖さを目標にした」(安里監督)という『トワイライトシンドローム デッドクルーズ』『トワイライトシンドローム デッドコースター』は、それぞれ8月2日(土)、8月16日(土)より、シアターN渋谷ほか、全国順次公開。
 また、『渋谷怪談』シリーズや『こわい童謡』の福谷修監督が監督・脚本をつとめたニンテンドーDS用ソフト「トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説」が映画に先駆けて7月24日に発売され、映画、ゲームとメディアをまたがり、この夏「トワイライトシンドローム」が日本に恐怖を巻き起こします。

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