グラビアなどで活躍中の田代さやかさんが、主演映画2作品の公開を前にした会見を3月25日に都内でおこないました。
田代さんが主演するのは、AV制作会社で働くことになった女子高生・倫子が主人公のコメディ『18倫』(4月17日公開/城定秀夫監督)と、過酷な運命に翻弄される女子高生・愛が主人公の『ケータイ小説家の愛』(5月下旬公開/金子功監督)という、タイプの異なった2作品。
撮影と公開の順番が逆になったため「どっちが初主演と言っていいのかわからないんですけど」という田代さん。両作品とも高校生役で「23歳になってしまったので“まだイケるかな?”みたいな心配はあった」とのことですが、髪を黒くしたところ『18倫』原作者の松本タカさんからも「(主人公の)倫子っぽくなった」とお墨付きをもらったそうで、「役作りもしっかりできたんじゃないかなと思います」と笑顔を見せました。
『ケータイ小説家の愛』では「露出度はものすごく高くて“そこまでやるのか”というところまでやっちゃっています」と本人が話すほど激しいシーンにも挑戦しており「初主演のプレッシャーもあったし、露出があったりというところで不安な要素はありました」と本音もチラリ。根っからのお嬢さん役を演じた『18倫』でも「普段喋らない言葉がすごく多かったので、慣れない口調で何テイクもやりましたね」と、両作品にはそれぞれ苦労もあったようですが「頭のトチ狂ったような役とかをやってみたいですし、アクションとかもできればいいな」と、今後の女優活動への意気込みの充分なところを見せました。
また、『18倫』では河合龍之介さん、『ケータイ小説家の愛』では三浦悠さん、木村啓太さん、谷口賢志さんというイケメン俳優陣と共演しているのも注目点のひとつ。「河合さんは気さくな方で(共演の)森谷(勇太)さんと、こばんさんと、休憩時間にも私のお喋りの相手をしてくれて、すごくいい方たち。三浦くんはひとりでいることも多いシャイボーイで、木村くんは歳も近いのでいろいろ他愛ない話をしたり、谷口さんは演技のことを教えてくれたり、ほんとにみなさんと楽しくやらせていただきました」と共演者それぞれの印象を語りました。
作品ごとに違った田代さんの魅力が楽しめる2本は、『18倫』が4月17日(金)から19日(日)までシネマート六本木で、『ケータイ小説家の愛』が5月下旬に渋谷シアターTSUTAYAでそれぞれ上映。田代さんは『18倫』の倫子の口調で「大変面白い映画となっておりますので、ぜひみなさんご覧になってくださいまし」と映画をPRしました。