デビュー作『世界はときどき美しい』で注目を集めた御法川修監督の新作ドキュメンタリー映画『色彩の記憶』が２月７日(土)から15日(日)まで東京都写真美術館ホールで公開されるのにあわせ、『世界はときどき美しい』のアンコール上映と、同作品で女優デビューした片山瞳さんのトークショーがおこなわれます。
　『色彩の記憶』は、美容界をリードするカラースペシャリスト、京都西陣織の匠、有田窯の陶工と、現代の日本で独自の色彩を生み出そうとする表現者たちを御法川監督がとらえたドキュメンタリー作品。第11回ゆふいん文化・記録映画祭で第１回松川賞を受賞した作品の待望の一般公開となります。
　『世界はときどき美しい』アンコール上映は、『色彩の記憶』上映期間中に東京都写真美術館ホールで連日午前11時から１回上映。２月11日(祝)は、上映後に片山瞳さんとライターの福嶋真砂代さんによる「女優が生まれたとき」と題したトークショーがおこなわれます。
　また、そのほかにも『色彩の記憶』公開記念として、御法川監督と井手口直樹プロデューサーによる舞台あいさつ、『ヨコハマメリー』の中村高寛監督、『小三治』の康宇政監督を迎えての「ドキュメンタリーを語る」と題したトークショーも開催されます。