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『純情』完成披露試写会

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映画にちなんで(?)、手でハートマークのポーズを決める高橋優太さん、栩原楽人さん、篠田光亮さん(左より)

 栩原楽人(とちはら・らくと)さんと高橋優太さんという注目の若手男優ふたりが互いに惹かれあう青年を演じる『純情』(金田敬監督/9月4日公開)の完成披露試写会が8月14日に東京の星陵会館で開催され、栩原さんと高橋さん、共演の篠田光亮さんが舞台あいさつをおこないました。
 『純情』は、栩原さん演じる主人公・戸崎圭祐が、高橋さん演じる高校時代の初恋の相手・倉田将成と偶然再会することから始まるラブストーリー。
 栩原さんは男性同士の恋愛を演じるにあたり「最初は違和感が見えるようには絶対にならないようにというのを思っていて、そのためにはどうしようと考えたんですが、台本を読んでいくと圭祐は母性というか女性をイメージした感じで、将成はすごく男らしい感じで、ふたりがくっつくのは必然なのかなという気がしたので、深く考えずに普通の恋愛のようにやりました」とコメント。
 高橋さんは「戸崎は女性らしく演じるだろうと思ったので、ぼくはちょっと冷たくやろうかなとか考えていたら、嫌な奴になっちゃって(笑)」と苦笑いも見せつつ「でも(将成の)根底には初恋を大切にする想いがあるから、それをまず出せたらいいなと思いました」と役作りを振り返りました。
 また、圭祐の先輩・宮田一臣を演じた篠田さんは「ぼくはふたりの間に入って、嫉妬しながら嫉妬される関係。これはボーイズラブというくくりではなく人間的に誰でもあるところで、それをうまく表現した作品になっていると思います」と作品について語りました。

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「圭祐と将成ふたりがケンカをするシーンは、そこからお互いを思いやっていくという切り替えの部分なので大事に演じました」という戸崎圭祐役の栩原楽人さん

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「ドロドロしないところが男性同士で演じる意味があると思います。あたたかい気持ちになってもらえたらぼくとしては嬉しいな」と倉田将成役の高橋優太さん

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「等身大の状態で演じられたんじゃないかと思います。それがそのまま画になって、映画になっているんじゃないかと思います」と宮田一臣役の篠田光亮さん

 さらに舞台あいさつにはスペシャルゲストとして『純情』と同じく金田敬監督がメガホンをとった『愛の言霊〜世界の果てまで〜』主演の植野堀まことさんが登場。「人それぞれの恋愛がたくさんあって『愛の言霊〜世界の果てまで〜』も『純情』もそのひとつだと思います。その恋愛を共有して観ていただけたらなと思います」と両作品をPRしました。

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『純情』のあるシーンで「“ここはわかるなあ”と思いました」という『愛の言霊〜世界の果てまで〜』主演の植野掘まことさん

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来場の方々にサイン入りポスターなどが当たる抽選会もおこなわれました。栩原楽人さん(左からふたり目)が当選者を選ぶときにはほかの3人は効果音を担当して盛り上げました

 富士山ひょうたさんの人気コミックの映像化作品となる『純情』は9月4日(土)よりシアターイメージフォーラムにてレイトショー。ほか全国順次公開されます。

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ゲストの植野掘まことさんも加わって4人でハートマーク。左より、植野掘さん、高橋優太さん、栩原楽人さん、篠田光亮さん

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