4月21日に亡くなられた田中好子さんの最後の主演映画となった『0(ゼロ)からの風』(塩屋俊監督)が、田中さんの追悼上映として、4月30日(土)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズを皮切りに全国のTOHOシネマズ系列劇場で順次上映されます。
2007年に劇場公開された『0(ゼロ)からの風』は、飲酒運転のドライバーが起こした事故によって息子を失った母親が失意から立ち上がり、危険運転の罰則を強化した法改正を実現させ、さらに息子の遺志を継いで大学入学を果たすまでを描いた作品。
主人公・茂木圭子を演じた田中さんは、公開時に舞台あいさつで「この作品に出会えてよかった」と語っており、強い思い入れをもって取り組んだ作品だったことがうかがえます。
TOHOシネマズ六本木ヒルズでの追悼上映は4月30日(土)から5月13日(金)まで(6日(金)まで10:00〜、12:55〜の2回上映。5月7日(土)から13日(金)の上映時間は未定)。
5月1日(日)には10:00からの上映後に、塩屋俊監督と茂木圭子の息子・零を演じた杉浦太陽さんによる舞台あいさつがおこなわれます。