本年2月に東京公開され、海外の映画祭の受賞も相次いでいる 『祖谷物語-おくのひと-』が、6月7日より渋谷ユーロスペースにて2週間限定上映されることが決定しました。東京での上映は2月公開以来のアンコール上映となります。
新鋭・蔦哲一朗監督がメガホンをとった『祖谷物語-おくのひと-』は、日本三大秘境のひとつに数えられる徳島県・祖谷(いや)を舞台に、人里離れた山奥で暮らす少女・春菜を中心に人間と自然の関係を描いた作品。長期間のロケにより四季折々の祖谷の風景を撮影。若手アクション女優として武田梨奈さんがアクション封印で主人公の春菜を演じるほか、舞踏家として知られる田中泯さん、『キャタピラー』『さよなら渓谷』などに出演する大西信満さんらが共演しています。
2月に東京で公開されて以降、愛知、大阪など全国各地で上映される一方で海外の映画祭でも上映され、イギリスで開催されたパンアジア映画祭で最優秀賞を受賞、香港国際映画祭でヤングシネマ部門審査員特別賞(準グランプリ)受賞など、高い評価を得ています。
ユーロスペースでの上映は連日18時より。ユーロスペースでの上映以降も全国各地での公開や海外の映画祭への出品が予定されています。