監督・脚本・俳優など多彩な方向から映画人を養成する映画美学校では、脚本コース特別講座として、脚本家・映画監督・スクリプトドクター・心理カウンセラーの三宅隆太さんによる日本では初の「スクリプトドクター養成講座」を8月より開講。7月18日にガイダンスが開催されます。
スクリプトドクターとは「脚本のお医者さん」。今回開講される「スクリプトドクター養成講座」は、脚本の問題点を探り改善する「物語の治療&改善方法」を、ハリウッドメソッドとカウンセリングメソッドを用いて教えるもの。
映画・映像作品にとどまらず、小説、マンガ、ゲームなど「物語づくり」が幅広い分野で求められているいま「物語の治療と改善」は、さまざまな場面で必要とされていく力となるでしょう。「スクリプトドクター養成講座」は、脚本家をはじめ物語づくりに携わりたい方・携わっている方だけではなく、プロデューサーや編集者などクリエイターにサポートする立場の方にも役立つに違いありません。
講師である三宅隆太さんは、脚本家として中田秀夫監督『劇場霊』『クロユリ団地』(加藤淳也さんと共同)、篠崎誠監督『怪談新耳袋 怪奇』、監督として『七つまでは神のうち』『呪怨 白い老女』など多数の作品を手がけるほか、心理カウンセラーの資格も持ち、日本では数少ないスクリプトドクターとして活躍。TBSラジオの番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」への出演が話題となり「スクリプトドクター」という職種の存在を日本に広めてきました。
「スクリプトドクター養成講座」は、アテネ・フランセ文化センターを会場に、2015年8月8日(土)より2016年1月23日(土)まで毎週土曜日13時より15時半まで全20回で開講。受講料は全20回で税込み8万円となっています。
開講に先立ち、7月18日(土)13時からは、同じくアテネ・フランセ文化センターで三宅隆太さんによる募集ガイダンスが開催されます(入場自由)。
詳しくは映画美学校公式サイト「スクリプトドクター養成講座」のページをご覧ください。