舞台あいさつをおこなったリリカルスクールのayakaさん、minanさん、himeさん、yumiさん、meiさん、amiさん(左より)。himeさんは劇中に登場する宇宙人“バムさん”と一緒に登壇
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ヒップホップアイドルユニット・リリカルスクールが初めて映画主演をつとめた『リリカルスクールの未知との遭遇』(デモ田中監督)が5月28日にシネマート新宿で初日を迎え、初日を記念してリリカルスクールのメンバーがライブと舞台あいさつをおこないました。
リリカルスクールのメンバーが「リリカルスクール本人たち」として登場する『リリカルスクールの未知との遭遇』は、故郷に帰れなくなった宇宙人と出会ったリリカルスクールが、謎の存在による妨害やメンバー間の対立を乗り越えて、宇宙人を助けるためのヒップホップパーティー開催に向け奮闘するというストーリー。
劇中にはリリカルスクールのライブシーンもたっぷりと盛り込まれており、映画が終了すると間髪を入れず劇中のライブシーンそのままの衣裳を着たリリカルスクールのライブがスタート。リーダー・ayakaさんの「初日を迎えることができました! 本当にありがとうございます!」のあいさつを挟みながら、映画の主題歌となっている「RUN and RUN」を含めた全6曲を披露しました。
映画上映後にライブをおこなうリリカルスクールの6人。左より、ayakaさん、minanさん、himeさん、yumiさん、meiさん、amiさん
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ライブ中のリリカルスクール。左より、minanさん、meiさん、ayakaさん、himeさん、yumiさん、amiさん
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ライブを終えたリリカルスクールは衣裳を変えて舞台あいさつに再登場し、ayakaさんは「映画館でのライブって緊張しますね。ステージにスタンバイするときがすごく緊張して、でもすごく楽しかったです。そしてみなさん来ていただいてありがとうございます」、minanさんは「映画館で客席に座る以外の行動をしたことがなくて、ステージに立ってライブをするなんて貴重な体験ですごく楽しかったです。みなさんも楽しんでいただけていたら嬉しいと思います」、himeさんは「劇中のライブシーンと同じ衣裳で、映画から飛び出てきたような感覚で観ていただけたんじゃないかなと思います。私の大好きな映画をみなさんと共有することができてほんとに嬉しいです」と、それぞれ映画館でのライブの感想を述べました。
meiさんはメジャーデビュー曲でありライブでも披露した「RUN and RUN」について「『RUN and RUN』でメジャーデビューとなったときと映画が決まったのが同じ日だったので懐かしく感じました。これからも応援をよろしくお願いします」と振り返り、amiさんは「6人初の演技なので6人の表情に注目してほしいんですけど、みんな絶対に好きなメンバーの表情しか観てないと思うんですよ。なのでまた観るときには、その隣にいるほかのメンバーの表情とか細かいところに注目して観てください」と見どころをアピール。
yumiさんは、himeさんの目の前でyumiさんがピンチとなる場面の撮影で「監督に“仲間が殺されそうになっているんだよ!”と言われたら、himeちゃんがスーッと涙を流したんですよ。おお、この子は女優になるのかなと思いました(笑)」というエピソードを紹介して客席を沸かせました。
『リリカルスクールの未知との遭遇』は2015年にhimeさんが加入した直後に撮影されており、himeさんは「私はこの映画を通してもっとこのグループ“リリカルスクール”のことが大好きになったので、観てくださったみなさんも映画を観る前よりももっと好きになってくれていたらいいなと思います」と話し、ayakaさんは「私たちのこの映画は、この6人がスタートした作品です。なので、この映画を観て“この6人が始まったんだな”とか、いろいろ思っていただけたら嬉しいです。初日に来ていただいてありがとうございます」と舞台あいさつを締めくくりました。
俳優として活躍してきたデモ田中監督が初めて長編のメガホンをとり、スチャダラパーのANIさんやTOKYO No.1 SOUL SETのBIKKEさん、ZEN-LA-ROCKさんら日本ヒップホップシーンのアーティスト勢も出演し、さまざまなカルチャーが融合した作品となっている『リリカルスクールの未知との遭遇』は、5月28日(土)よりシネマート新宿、6月18日(土)よりシネマート心斎橋、6月25日(土)より名古屋シネマスコーレほか全国順次公開。シネマート新宿では上映期間中、ミニライブやメンバーのソロイベントなどさまざまな企画がおこなわれます。