下北沢トリウッドで8月より好評上映されている『ハルをさがして』の、同館での上映終了日が9月25日と決定しました。
これまで数々の作品に制作スタッフとして参加してきた尾関玄監督の初長編作となる『ハルをさがして』は、主人公のノボルたち男子3人と福島からの転校生・チエコの中学3年生4人が、いなくなったチエコの飼い犬・ハルを探すため福島を旅するストーリー。
震災を背景に中学生たちの成長を瑞々しく描く尾関監督の演出と、ノボル役の小柴大河さんやヒロイン・チエコ役の佐藤菜月さんら中学生役の10代の俳優陣の好演が高評価を呼び、8月6日の東京公開以来1ヶ月を越えるロングランを続けてきましたが、9月25日の上映をもって一旦の区切りを迎えることとなりました。
週末にも上映という変則的なスケジュールで、9月25日(日)までは毎日13時より1日1回上映(※9月20日火曜日は劇場定休日のため休映)。
2016年公開の思春期映画の傑作をスクリーンで鑑賞できる残り少ない機会を、ぜひお見逃しなく。