新鋭・上田慎一郎監督とオーディションで選ばれたまだ無名の俳優陣が生み出した前人未到の娯楽作品『カメラを止めるな!』が、好評に応えてTOHOシネマズ日比谷/新宿ほか全国40館以上で拡大公開されることが発表になりました(配給:アスミック・エース=ENBUゼミナール)。
『カメラを止めるな!』は、人里離れた廃墟でゾンビ映画を撮影中に本物のゾンビに襲われた撮影チームのサバイバルをワンシーンワンカットで描いたゾンビ映画……と思いきやエンドロールのあとに!? という驚きの展開を見せる驚愕のエンターテイメント作品。
映画と演劇の学校・ENBUゼミナールによる「ENBUシネマプロジェクト」の第7弾作品となる『カメラを止めるな!』は、公開前から映画界でジワジワと噂が広まり、6月23日に新宿K's cinemaと池袋シネマ・ロサの都内2館でスタートした上映は初日から満席続き。K's cinemaでは72回連続満席という記録を打ち立てました。
その後、8館まで上映館を増やしてきましたが、評判が高まる一方で「観たいのに観られない」という声に応え、全国40館以上での拡大公開が決定しました。
拡大公開に決定にあたり、上田慎一郎監督は以下のようにコメントしています。
去年の夏、汗と血にまみれながらみんなでつくった小さな映画『カメラを止めるな!』は今日まで僕たちの想像を超える奇跡を次々に起こしてくれました。「想像もしていませんでした」と何度言ってきたことでしょう。一生分の「想像もしていませんでした」を使い果たした...と思っていた矢先に今回のお話。間違いなく僕の 34 年の人生史上最大の「想像もしていませんでした」となりました。
お客さんから「この映画の客席は色んな色に溢れている」という言葉を頂いたことがあります。映画ファンもそうでない方も、カップルも家族もおひとり様も、会社員のおっちゃんも女子高生も、小学生もお年寄りも。職業、年齢性別も違う様々な人たちが、同じ場所でひとつになって、驚き、笑い、涙してくれています。控えめに言って奇跡です。映画館での体験こみの映画です。ぜひ映画館に映画を体験しにきてください!