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「夏のホラー秘宝まつり」開催を前に“いつもと違う”新作『怪談新耳袋Gメン2020』現場写真が解禁

 8月21日より東京ほか東名阪同時開催「夏のホラー秘宝まつり」で上映される心霊ドキュメンタリー『怪談新耳袋Gメン2020』(佐藤周監督)の、実際の事件現場で撮影された場面カットが解禁されました。

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解禁された『怪談新耳袋Gメン2020』場面カット。おなじみ新耳Gメン=後藤剛さん、田野辺尚人さん、山口幸彦さんと日本人形のはち、佐藤周監督(左より)

 「新耳Gメン」の男たちが心霊スポットを訪れるヤラセなしのガチンコ心霊ドキュメンタリー「怪談新耳袋Gメン」シリーズは、2008年にスタートして熱い支持を集め、一時の中断期間を経て2017年に『怪談新耳袋Gメン 復活編』で東道の復活。いまや「夏のホラー秘宝まつり」に欠かせない作品として毎年新作が作られています。

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解禁された『怪談新耳袋Gメン2020』場面カット。Gメンの紅一点・日本人形のはちももちろん登場

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解禁された『怪談新耳袋Gメン2020』場面カット。田野辺尚人さんは現場でなにを見る?

 新作『怪談新耳袋Gメン2020』のメガホンをとるのは、昨年の「夏のホラー秘宝まつり」ではエロティックホラー『シオリノインム』で観客投票企画「ホラー総選挙」グランプリを受賞した佐藤周(さとう・あまね)監督。
 2017年、2018年と復活以降2年連続で「怪談新耳袋Gメン」を監督し、一部では「もう心霊スポットなんて行かない」と誓いを立てていたとの話もあった佐藤監督が、1年ぶりのシリーズ復帰を果たしています。

 そして今回の『怪談新耳袋2020』は、ある年齢層以上の方なら記憶に残っているであろう昭和の殺人事件を採り上げたこれまでになかった内容。事件後に心霊スポットと呼ばれるようになった3つの事件の現場を新耳Gメンが音ぞれます。
 公開も迫り現在絶賛制作中のこの作品から、現場の雰囲気を伝える場面カットと佐藤周監督・山口幸彦プロデューサーのコメントが解禁となりました。

佐藤周監督コメント

「ここはいつもと違う...」
新耳 G メンといえばこれまで数々の心霊スポットを生き抜いて来た歴戦の勇士。そんな彼らが、今回はいとも簡単に飲み込まれます。”絶対的な負”の前ではどうすることも出来ないのです...。今年の G メンはいつもと違います。
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解禁された『怪談新耳袋Gメン2020』場面カット。現場での佐藤周監督

山口幸彦プロデューサーコメント

当時 14 歳、生きていれば今年 52 歳になる、ある殺人事件の被害者の女子中学生の幽霊が出ると言われる心霊スポットにて、2020 年 7 月 26 日午前零時、僕は 52 歳の誕生日を迎えました。〇〇ディスコナンパ殺傷事件の被害者は、僕と同い年だったんだなあ。〇〇連続幼女殺人事件の犯人は、僕の 6 歳年上ですが、同じ特撮好き。この事件がきっかけで僕が大好きだったスプラッター映画は迫害の時期を迎えました。加害者なり被害者なりとほぼ同年代の時期に見てきた昭和の大事件の現場を、コロナ禍に揺れる令和の時代に、心霊スポットとして訪れる事に不思議な感覚を持ちました。
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解禁された『怪談新耳袋Gメン2020』場面カット。現場での山口幸彦プロデューサー

 キングレコードのホラー専門レーベル「ホラー秘宝」が東京の映画館・キネカ大森で2014年に初開催した「夏のホラー秘宝まつり」は充実のラインナップと観客参加型のユニークな企画が人気となり、毎年着実に回を重ねて今年で7回目。

 2020年は8月21日(金)より9月3日(木)まで東京・キネカ大森で、8月29日(土)より、大阪のシアターセブンで8月22日(土)より大阪のシアターセブンで、東名阪の3劇場で同時期開催されます。

 『怪談新耳袋Gメン2020』に加え、江戸川乱歩の短編を窪田将治監督が清水楓さんを主演に現代風エロティックサスペンスとして描いた『メビウスの悪女 赤い部屋』と、“最恐のホラー映画”を巡る韓国のオカルトミステリー『ワーニング その映画を見るな』(2019年/キム・ジンウォン監督)『ワーニング その映画を見るな』と、新作3本がプレミア上映。
 旧作も、イタリア・スペイン合作の伝説的作品『悪魔の墓場』(1974年/ホルヘ・グロウ監督)のリバイバル上映、“イタリアン・ホラー映画の父”マリオ・バーヴァの作品4作の特集上映という奇跡的な作品群が揃いました。

 投票でグランプリ作品を決める「ホラー総選挙」など、毎年恒例の観客参加企画もおこなわれる「夏のホラー秘宝まつり2020」。『怪談新耳袋Gメン2020』の場面カット公開に、期待がさらに膨らみます。今年の夏は、どんな夏になる!?

ポスター

夏のホラー秘宝まつり2020

  • 『メビウスの悪女 赤い部屋』(プレミア上映)
  • 『怪談新耳袋Gメン2020』(プレミア上映)
  • 『ワーニング その映画を観るな』(プレミア上映)
  • 『悪魔の墓場』(リバイバル上映)
  • 『血みどろの入江』(特集上映:日本初上映)
  • 『リサと悪魔』(特集上映:日本初上映)
  • 『血ぬられた墓標』(特集上映)
  • 『呪いの館』(特集上映)

  • 料金(キネカ大森):当日1500円(旧作1100円)
  • 配給・宣伝:ブラウニー

  • 観客投票「ホラー総選挙」、最終日のシークレット上映などスペシャル企画を今年も開催予定

2020年夏・東名阪3会場で開催
東京・キネカ大森:2020年8月21日(金)~9月3日(木)
名古屋。シネマスコーレ:2020年8月29日(土)~
大阪・シアターセブン:2020年8月22日(土)~

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