脚本・監督もつとめる有田あんさんをはじめ10名の女優が「出生前診断」をテーマに映画制作に挑む『渇愛の果て、』の追加キャストが新たに発表されました。
有田あんさん、小原徳子さんら10名の女優が映画制作に挑む『渇愛の果て、』追加キャスト発表
『渇愛の果て、』は、劇団・野生児童を主宰し劇作家・演出家としても活躍する有田あん監督が、自らの知人の出産時の体験に着想を得て「いつか『出生前診断』と向き合わないといけなくなったときに、赤ちゃんとの将来を考える手助けになるように、『出生前診断』をもっとよく知りたい、知ってほしい」という想いから創作した作品。
当初は有田監督の作・演出による舞台劇として2020年6月に公演が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で公演が中止になったことを受け、有田監督が自らメガホンをとって長編映画化することを決意。舞台版に出演予定だった小原徳子さんら有田監督が信頼する女優に声をかけ、監督を含む10名の女優による映画制作がスタートしました。
立ち上げメンバー:有田あん 小原徳子 瑞生桜子 辻凪子 烏森まど 廣川千紘 伊島青 藤原咲恵 輝有子(以上9名は出演予定) 寺田華佳(スタッフとしてのみ参加)
これまで立ち上げメンバーである9名の女優の出演が発表されていましたが、新たに内田健介さん、小林春世さん、大山大さんの舞台版にも出演予定だった3名、そして山岡竜弘さん、二條正志さん、伊藤亜美瑠さん、松本亮さんと、計7名の追加キャストが発表されました。
今年9月と冬、2021年春の3回に分けて撮影がおこなわれ、ポストプロダクションを経て2021秋~冬に完成、2022年の公開が予定されています。
また、自主制作作品である『渇愛の果て、』を支援するクラウドファンディングもクラウドファンディング・プラットフォーム「Motion Gallery」で9月4日まで実施されています。
支援へのリターンとしては、メイキング動画などのほか、オンラインで制作会議を30分間見学できるコースや、撮影現場に1時間招待など、映画の制作過程を体験できる貴重なコースも設けられています。
女優たちが「命についてより深く考えるいまだからこそ、日々生まれる新しい命に目を向けたこの作品を届けたい」と取り組む『渇愛の果て、』。ぜひSNSの作品公式アカウントなどでその最新情報をチェックしてみてください。
『渇愛の果て、』ストーリー
高校時代からの同級生4人組との朝活報告会を楽しみつつ、順風満帆な妊婦生活を過ごしていた眞希。
出産予定日が近づいていたある日体調不良によって緊急入院をする。 その際、子供の安否を確認するために出生前診断を受けたが結果は陰性。 胸をなでおろした眞希であったが、いざ出産を迎えると赤ちゃんは 3 万人に1人が発症する難病を患っていて...出産・子供・親になるということ。様々な実話を基に紡がれる愛の話。