ネット発の恐怖譚を映画化した『ヒッチハイク』(7月7日公開/山田雅史監督)の本ポスターと特報が解禁。さらに、主人公たちを恐怖に陥れる奇妙な「ジョージ一家」を川﨑麻世さんらが演じることも発表されました。
『ヒッチハイク』は、ヒッチハイク旅行中の大学生が山中で奇妙な一家と出会ったことから始まる想像を絶する体験を描き、多くのネットユーザーを震撼させたネット掲示板発の恐怖体験談の映画化。
『コープスパーティー』シリーズなど多くのホラー作品を手がける山田雅史監督がメガホンをとり、やはりネット発怪談を映画化した『きさらぎ駅』(2022年/永江二朗監督)などの脚本家・宮本武史さんが脚本を担当しています。
すでに、ヒッチハイク旅行中の主人公・健を映画初主演の大倉空人(おおくら・たかと)さんが演じるのをはじめ、道に迷った大学生・涼子を中村守里(なかむら・しゅり)さん、健と一緒に旅行している友人・和也を平野宏周(ひらの・こうしゅうさん)、涼子の親友で一緒に道に迷う茜を高鶴桃羽(たかつる・ももは)さんと、恐怖を体験する若者たちを演じるキャストは発表されていましたが、このたび、彼らを恐怖に陥れる「ジョージ一家」を演じるキャストが発表されました。
カウボーイ姿でキャンピングカーを運転する男・ジョージを演じるのは、歌手・俳優・タレントとして多岐にわたる活動を見せるベテランの川﨑麻世さん。
ジョージの妻で白い顔で笑うジョセフィーヌには、舞台や映画・ドラマと多くの作品に出演する速水今日子さん。
幼児のようにお菓子を頬張る双子の姉妹・アオとアカ役には、ネット公開の短編映画『心残り』(2023年/藍沢晃多監督)に主演するなど活躍する双子女優の結城さと花さんと結城こと乃さん。
スキンヘッドで斧を振り回す叔父・大男を演じるのは、独特の風貌でドラマや映画で活躍する保田泰志さん。
原作とは一部設定が変更された奇妙な一家を、このキャスト陣がどう演じているのか注目です。
さらに、人里離れたドライブインで働きヒッチハイカーたちの動向を見守る謎の男・宝田を、大林宣彦監督の遺作『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』(2019年)などに出演する実力派・細田善彦さんが演じています。
これが永いキャリアで初のホラー映画出演だというジョージ役の川﨑麻世さんは、次のようにコメントを発表しています。
ジョージ役:川﨑麻世さんコメント
今回は初のホラー映画の出演でした。
しかも何故かカウボーイ姿。いきなり不気味な家族を引き連れ冒頭から心理戦です。昔ヒッチハイクって日本でも流行りましたね。東名高速道路の入口で名古屋や大阪と書いた紙を持って親指を掲げてる人をよく見かけました。旅は道連れ世は情けとは申しますが絶対に乗ってはいけない車に乗ってしまった若者達の運命はどうなるのか。
ストーリーは知ってはいるものの試写会ではハラハラドキドキしながらこの作品を拝見致しました。個人的な意見ですがこの家族はどこか憎みきれない連中なんです。ですが騙されてはいけませんよ。
あなたの人生も気をつけなければいけない罠が待っているかもしれませんよ。
気をつけて下さい。