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俳優たちのリアルに迫るドキュメンタリー『私が私である場所』予告編と出演者&応援コメント解禁

 1本のインディーズ映画に参加する俳優たちに迫るドキュメンタリー『私が私である場所』が12月に公開されるのを前に、予告編と新たな場面写真、伊礼姫奈さんや辻千恵さんら出演者のコメントと俳優・写真家からの応援コメントが解禁されました。

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新たに解禁された『私が私である場所』場面写真。『シンデレラガール』にスタッフ兼任で参加した伊藤由紀さん

 『私が私である場所』は、現在公開中の劇映画『シンデレラガール』(緒方貴臣監督)を取材対象に、主演をつとめる伊礼姫奈(いれい・ひめな)さんやスタッフ兼任で参加した伊藤由紀さんら、さまざまなかたちで映画に参加する俳優たちの姿を通して「俳優」という仕事に魅せられた若者たちの現在に迫るドキュメンタリー映画。
 ショートフィルム『猫、かえる Cat's Home』(2019年)や、テレビドキュメンタリー番組の演出などを手がける今尾偲(いまお・しのぶ)監督がメガホンをとっています。

 11月13日と18日におこなわれた3回の特別先行上映はいずれも満席となり作品への注目度も増す中で、12月の劇場公開を前に予告編と新たな場面な写真、出演者・応援コメントが解禁。
 予告編は『シンデレラガール』のリハーサルやオーディションなど貴重な映像も交えて撮影の裏側をとらえ、撮影当時16歳にしてすでに10年以上のキャリアを持つ伊礼姫奈さんらメジャー作品にも参加する俳優たちや、群像劇『イエローマーガリン』(2023年/朱池亮人監督)などに出演する伊藤由紀さんら『シンデレラガール』にスタッフ兼任で参加した俳優たち、異なるかたちでひとつの作品に携わる俳優たちの心情が映し出されていきます。

【『私が私である場所』予告編】

 新たに解禁された場面写真は、スタッフ兼任のキャストや『シンデレラガール』ではプロデューサーに専念した榎本桜さんが撮影現場でスタッフとして働く場面など、撮影現場の臨場感を伝えるもの。

 そして『シンデレラガール』でメインどころの役を演じた伊礼姫奈さん、辻千恵さん、佐月絵美さん、スタッフも兼任した杉山晴香さん、アライジンさんのコメントが、伊藤由紀さん、榎本桜さんのコメントに続いて解禁。
 また、『世界の始まりはいつも君と』(2022年/磯部哲平監督)などの手島実優さん、『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』(2022年)では自ら監督もつとめた辻凪子さんの、多くのインディーズ映画に出演する俳優ふたりと、写真家のハービー山口さんが新たに応援コメントを寄せています。

出演者コメント:伊礼姫奈さん(『シンデレラガール』主人公・佐々木音羽役)

普段なかなか見ることが出来ない角度で映し出されていく姿が、とても新鮮で魅力的でした。沢山の方の色々な想い、力が集まって作品はできているのだと、改めて感じました。『シンデレラガール』と併せて楽しんで頂けたらと思います。

出演者コメント:辻千恵さん(『シンデレラガール』主人公のマネージャー・木村唯役)

ゴールのない仕事だという事は重々承知だったのですが、ゴールどころかいろんな道を、人生を考えさせられる映像でした。みんな好きという気持ちだけで続けちゃってさ、苦しいよね、なんで続けるんだろうね、、、
まあ好きなんだもん仕方ないよね、と泣き笑いしながら抱きしめ合いたくなっちゃいました。誰かの心のどこかしらに刺さるものがあると信じています。ぜひご覧ください。

出演者コメント:佐月絵美さん(『シンデレラガール』主人公のクラスメイト・小野朱里役)

ほとんどの映画やドラマなどの作品では、演者である俳優部のみが映像に映し出されますが、こちらの作品では、役者をしながらも俳優部を支えてくださったスタッフの方々にも焦点が当てられており、まさに現場の“リアル”であり、全員が“人間”であることを知らせてくれます。 私は役者として活動していますが、私も「撮影部」「美術部」などのスタッフの方々と同じ「俳優部」の一員で、同じく作品の1ピースだと考えています。一年前の自分はこのような考えで現場に向きあえていただろうか…… 昨年の自分の姿は、すごく自信がなさそうで、今とはまた違ったモノがあるなと感じました。
とある映画に集う役者の思いや願い、リアルな撮影現場の裏側をぜひ劇場でご覧ください。

出演者コメント:杉山晴香さん(『シンデレラガール』スタッフ兼任)

映画作りに携わり、活躍できた瞬間はかけがえのないものだと思っています。今後も誠実にいただいた役や仕事と向き合っていこうと思いました。この映画には、もっと成長したくて悔しくて仕方ない、不器用で恥ずかしくて仕方ない、そんな自分が赤裸々に映っています。そして色んな想いを持った俳優の素顔に刺激を貰える作品だと思います。是非、撮影現場の舞台裏だからこそ、見ていてだきたいです。

出演者コメント:アライジンさん(『シンデレラガール』スタッフ兼任)

1年前の撮影から変わらず俳優や作品づくりに関わっていますが、自分の中にある芯はブレてないと思います。 簡単に「本気だ」「命をかける」など口に出すのは簡単ですが、ただ飾りたいのか、褒められたいのか、僕らの本流はどこにあるのか。「どう足掻きつづけるか」これが大切に感じます。僕らの泥臭さを、ぜひご覧ください。
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新たに解禁された『私が私である場所』場面写真。『シンデレラガール』で主演をつとめた伊礼姫奈さん

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新たに解禁された『私が私である場所』場面写真。『シンデレラガール』に出演した辻千恵さん

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新たに解禁された『私が私である場所』場面写真。『シンデレラガール』にスタッフ兼任で出演した杉山晴香さん

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新たに解禁された『私が私である場所』場面写真。『シンデレラガール』にスタッフ兼任で出演したアライジンさん

応援コメント:手島実優さん(俳優)

俳優は職業でもあって、生き方でもある。そのどちらもそれぞれが独自の営みであって、選択肢であって、誇らしいものだ。誰かに認めてもらうよりも、自分を認めてやるほうがよっぽど難しいこの世の中で、俳優という生き方に胸を張れる自分が好きだ。
この人生において、主人公は自分だけだ。

応援コメント:辻凪子さん(俳優)

包み隠さずそれぞれを生きる俳優たち。共通することは、"芝居が好きだ"ということ。俳優としてどう生きていくのか、背中を押してもらいました。ありがとうございます。

応援コメント:ハービー山口さん(写真家)

『シンデレラガール』の映画とこのドキュメンタリーの両方を見たら凄いことです。人はどうしたら納得のいく人生を送れるのか。どの分野でも自分の好奇心、夢、センス、努力、そして運が複雑に絡み合っている中でもがいているんですね。
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新たに解禁された『私が私である場所』場面写真。『シンデレラガール』でプロデューサーをつとめた榎本桜さん

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新たに解禁された『私が私である場所』場面写真。スタッフとして働く杉山晴香さん

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新たに解禁された『私が私である場所』場面写真。スタッフとして『シンデレラガール』の現場で働く伊藤由紀さん(ベンチコートの女性)。ピンクの帽子の男性は榎本桜さん

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新たに解禁された『私が私である場所』場面写真。白衣を着て『シンデレラガール』で俳優として演技する伊藤由紀さん。左端に同作監督の緒方貴臣さん、カメラを構える同作撮影監督の根岸憲一さん

 若き俳優たちの「リアル」に迫るドキュメンタリー『私が私である場所』は、取材対象である『シンデレラガール』と同時期の公開というユニークな試みで、いよいよ全国公開。
 12月2日土曜日より大阪の扇町キネマでリバイバル公開となる緒方貴臣監督作品『子宮に沈める』(2014年)と日替わり上映、12月8日金曜日より東京のアップリンク吉祥寺にて『シンデレラガール』と日替わり上映されるほか、12月8日より栃木の小山シネマロブレ、2024年1月19日金曜日より京都のアップリンク京都、2024年の公開日未定で名古屋のシネマスコール、栃木の宇都宮ヒカリ座などでの上映が決定しています。

『私が私である場所』公開スケジュール

『私が私である場所』ストーリー

日本の俳優、タレント人口数およそ24000人(WEB調べ参照)。TVなどで活躍する俳優ですら、ほとんどの俳優はまだまだ世間には認知されていない程に人口は多い。特に「インディーズ映画」と呼ばれる低予算映画には、タレント名鑑などにも記載されていない名もなき俳優たちが多く集まっている。そこには一体どんなドラマが隠されているのだろうか?
緒方貴臣監督の新作映画『シンデレラガール』は、主役から脇役までほぼ全ての役をオーディションで選出。応募総数約2000名以上の中から主役に選ばれたのは16歳(当時)にして、すでに10年以上のキャリアを持つ伊礼姫奈だった。その一方で、この映画のスタッフとして働きながら、セリフのない役を演じる俳優たちがいた。それは必ずしも陽の当たる役ではない。しかし一つの役を大切に扱い、懸命に役を演じていく。様々な環境や立場で参加する俳優たちは一体何を目指し、何を感じ、俳優人生を過ごしているのか…インディーズ映画に集まる俳優たちの光と影、そして夢を追う彼らの今を追った。
ポスター

私が私である場所

  • 伊藤由紀 伊礼姫奈
    辻千恵 佐月絵美 杉山晴香 アライジン 榎本桜

  • 監督・撮影・編集:今尾偲
  • 第二班撮影:林純也/青木大使
  • 音楽:蓑田峻平
  • 整音:蛯原浩彦
  • ロゴデザイン協力:加納和可子  
  • ホームページデザイン:VICENTE
  • ポスター&チラシデザイン:反町正大(バラモン)
  • 協力:映画『シンデレラガール』/映画『イエローマーガリン』 映画『サプライズズズ~パリピの誕パがループでPONPON!!~』
  • プロデューサー:榎本桜/今尾偲
  • 制作:リアルメーカーズ
  • 配給:ミカタ・エンタテインメント
  • 企画:Office BUREAU

  • 2023年/カラー/16:9/ステレオ/87分

2023年12月8日(金) アップリンク吉祥寺にて公開 ほか全国順次公開

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