ＡＳＭＲから始まる歪んだ愛を染谷有香さん主演で描く『SOUND of LOVE』が９月27日に公開されるのを前に、フェティッシュな味わいに満ちた特報第二弾が解禁。さらに出演者の和田聰宏さん、希代彩さんのコメントが公開されました。

　『SOUND of LOVE』は、近年、動画サイトなどで人気コンテンツとなっている、主に聴覚を刺激する「ＡＳＭＲ」を題材とした、歪なラブストーリー。
　顔を出さずにＡＳＭＲ配信をする女性と、彼女の配信のファンである男性、お互いの顔も知らずに惹かれ合うふたりの関係の行く先が描かれていきます。

　長身と抜群のプロポーションでグラビア界で人気の染谷有香さんが、女性配信者の明葉（AKIHA）を演じて映画初主演。
　そして、明葉のファンの清掃員・守屋役には、第42回ホリプロタレントスカウトキャラバンファイナリストの樫尾篤紀（かしお・あつき）さん。
　そのほか、守屋の彼女・玲美を『JKエレジー』（２０１８年／松上元太監督）主演などで知られる希代彩（きたい・あや）さん、明葉が通うクラブのオーナーで脳波を使った音楽を作る三上を映画やドラマで多彩な役を演じる和田聰宏さんと、実力派キャストが揃いました。

　大学在学中に『DRILL AND MESSY』（２０１６年）でＰＦＦ２０１６エンターテイメント賞を受賞し、その後はドラマ演出などを手がけてきた期待の新人・吉川鮎太監督が脚本と監督をつとめ、商業監督デビューを果たします。

　解禁された特報第二弾は、さまざまな「音」を立てる明葉と、その音に陶酔する守屋の姿などが映し出され、すでに公開されている特報第一弾以上に、フェティッシュで官能的なものとなっています。
　合わせて、聴診器を付けられる明葉や、ヘッドフォンを付けてノートパソコンに見入る守屋、さらに玲美や三上などの新たな場面写真７点も解禁されています。

新たに解禁された『SOUND of LOVE』場面写真。希代彩さん演じる玲美

三上役：和田聰宏さんコメント

"音"を通してフェティシズムで繋がった男と女が、愛とは何かを模索する物語です。
音が耳から脳に伝達され、全身にもたらされる興奮やリラクゼーション効果と？
人の心に与える影響とは？
映像美はもちろん聴覚的効果も利用した、これまでにはない新しい感覚を、物語を通して、ぜひ味わってみてください。

　さらに、作品をより多くの方々に届けるべくクラウドファンディングがスタートしました。
　クラウドファンディングは豊富な実績を持つクラウドファンディングプラットフォーム・CAMPFIREで実施。
　気軽に支援できるプランから、染谷有香さん・吉川鮎太監督の解説付き試写会に参加できる「一緒に鑑賞プラン」、染谷さんサイン入りのリターンがある「プラチナプラン」、吉川監督がオリジナルのＡＳＭＲ動画を制作してくれる「レアプラン」など、ユニークなリターンが用意されています。

　そして、８月12日に開催される、舞台あいさつ付き完成披露イベントの詳細も決定。映画公式サイトで登壇者などイベントの詳細が発表されています。

　独特の映像美とこだわり抜いた「音」によって現代の歪んだ愛を描く『SOUND of LOVE』は、９月27日金曜日より、東京の池袋シネマ・ロサほか全国順次公開されます。

『SOUND of LOVE』ストーリー

守屋は清掃の仕事をして生計をたてていた。唯一の趣味はASMRの配信を聴くことだった。
明葉（AKIHA）は女性の配信者。彼女は、顔を隠して、声や、食べる音、物を触る音など様々な音を動画で配信していた。
守屋はこの明葉の配信にハマっていた。時間をみつけては、明葉のASMR動画を楽しみに日々を過ごしていた。
そんなある日、明葉がハイヒールを履いて公衆トイレを歩く音をLIIVE配信していた。
その配信をみていた守屋は驚きを隠せない。なぜなら、その公衆トイレは、守屋がいつも清掃をしている場所だったからだ。
音でつながる見知らぬ男女。顔も見えない、素性もわからない―。
そんな彼らに待ち受ける運命とは！？。