
己の欲望や快楽のために他人の命を奪う犯罪者たち。彼らに理不尽に殺された3人の少女の幽霊とひとりの霊感少女が“幽霊復讐部隊・ゴーストスクワッド”として、犯罪者たちに復讐を遂げる!!
日本のみならず世界からカルトな人気を誇る奇才・井口昇が、自らプロデュースする女優アイドルグループ・ノーメイクスを主演に迎えて送り出す映画第2弾、それが『ゴーストスクワッド』だ!
今回、井口昇が選んだ題材は、実際にあった凶悪殺人事件。多くの人の記憶に残っているであろう残虐な殺人事件をベースに、遺された人々や加害者の立場からではなく、未来を奪われた犯罪被害者当事者を主人公にすることで「死んじゃった青春」の哀しみを描くという社会派作品となっている。もちろん、シリアスな視点を持ちながらも、井口作品ならではのアクションや笑いのシーン、そしてノーメイクス主演映画第1弾『キネマ純情』に引き続いての百合要素なども満載だ。
ほぼ全編にわたり白塗りを施して幽霊を演じたケイコ役の上埜すみれ、アカリ役の神門実里(みかど・みのり)、ヨシエ役の洪潤梨(ホン・ユニ)、そして唯一生きている人間を演じたリカ役の柳杏奈のノーメイクス4人は、複雑な設定と重いテーマに全身で挑み、まさに「女優アイドル」ならではの姿を披露する。さらに、ノーメイクスの元メンバーである中村朝佳が共演するほか、なべやかん、阿部亮平ら、幅広いキャストが強力に脇を固めている。
安らぐことのない犯罪被害者の魂は、どうすれば救われるのか? それを問う『ゴーストスクワッド』は、その作品自体が魂に安らぎを与えるための“武器”である。いま井口昇とノーメイクスが『ゴーストスクワッド』という弾丸を世界に放つ!!

恋人に理解されず、家庭では父親からの暴力を受け、バイト先では先輩から叱られてばかりのリカ(柳杏奈)は、つらい毎日に生きる希望を失ってしまう。自殺を図ったリカの前に現れたのは、ケイコ(上埜すみれ)、アカリ(神門実里)、ヨシエ(洪潤梨)という3人の地縛霊だった。
リカにとり憑いたケイコ、アカリ、ヨシエは、いずれも10代のときに犯罪に巻き込まれ理不尽に殺された被害者だった。3人は、特殊な霊感を持つリカが死ぬギリギリ状態になることで、自分たちを殺した犯人たちに復讐する力を得られるのだという。自分たちを殺した犯人への復讐を手伝ってほしいという3人の依頼を了承したリカは、まずケイコを殺した殺人犯(なべやかん)への復讐を3人とともに決行する。
ところが、殺人犯を痛めつけケイコが恨みを晴らしたにもかかわらず、ケイコは成仏することができない。天界の地縛霊管理委員だという幽霊・ナオミ(中村朝佳)は、リカたちが復讐したのは犯人グループの下っ端に過ぎず、復讐すべき相手はほかにもいること、そしてその相手がアカリとヨシエが殺された事件にも関わっていることを告げる。
ケイコ、アカリ、ヨシエが真の復讐を遂げて成仏するため、3人の幽霊少女とリカは、ナオミの厳しい指導のもと、霊界と現世の境界線を越えるための訓練に励んでいく。
やがてケイコ、アカリ、ヨシエ、そしてリカは、他人の命を奪いながらも平然と社会生活を送っている凶悪犯たちへの闘いを挑む。果たして、幽霊復讐部隊=ゴーストスクワッドの復讐の行方は!?