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『チェスト!』初日舞台あいさつ

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みんなで「チェスト!」の掛け声にあわせて気合のポーズ。前列左から御厨響一さん、中嶋和也さん、宮崎香蓮さん、高橋賢人さん。後列左から雑賀俊郎監督、高嶋政宏さん、千葉法子さん(関東鹿児島県人連合会)

 鹿児島で実際におこなわれている遠泳大会を題材に、子供たちの友情と親子の絆を描いた『チェスト!』が4月19日に全国公開され、新宿バルト9で出演者と監督による舞台あいさつがおこなわれました。
 主人公・隼人の父親を演じた高嶋政宏さんは、撮影前に自費で鹿児島を訪れ、役作りをおこなったとのこと。雑賀俊郎監督も「まっ黒に焼けて、鹿児島弁も完璧。そのオヤジっぷりを堪能してもらいたいです」と高嶋さんの“鹿児島男”っぷりに太鼓判を押しました。
 『チェスト!』は鹿児島に伝わる伝統的な青少年教育である“郷中教育(ごじゅうきょういく)”のメッセージが取り入れられており、主演の高橋賢人さんは「撮影をとおして“負けるな、嘘をつくな、弱い者をいじめるな”という教えを学びました」とあいさつしました。

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主人公・隼人を演じた高橋賢人さんは、父親役の高嶋政宏さんについて「うちのお父さんに限りなく近い感じでした」とコメント

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クールな転校生・智明役の御厨響一さんは「いつもの自分とはまったく違う役で、ちょっとやりにくかったです」と撮影を振り返りました

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夜の撮影では寝てしまうことが多かったという雄太役の中嶋和也さん。「眠かったんです」という答えに会場からは笑いがこぼれました

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「鹿児島の女の子たちとすぐ仲良くなってリラックスして撮影に臨むことができました」と、映画初出演の敦美役・宮崎香蓮さん

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隼人の父親・隆夫を演じた高嶋政宏さんは劇中の衣裳で登場。「漁師の仲間も増えて、鹿児島にハマっています」とコメント

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全国公開を迎え「東京で舞台あいさつができて嬉しいです。日本の真ん中で“チェスト!”と叫びたい気持ち」と雑賀俊郎監督

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花束を受け取る高嶋政宏さん、高橋賢人さん、宮崎香蓮さん(左より)

 『チェスト!』は、映画の舞台となった鹿児島では3月に先行公開され大ヒット中。全国公開初日となったこの日は、関東鹿児島県人連合会副幹事長の千葉法子さんが花束を持って駆けつけ「鹿児島の錦江湾のキラキラと輝いた海と、桜島と、役者のみなさまのキラキラと輝いた瞳と演技が光っている映画です。感動と素晴しい想いが伝わることと思っています」と応援メッセージを寄せました。
 高嶋さんは「最近はバイオレンスやエロティックな映画も多いですが、この映画はほんとにご家族連れで楽しめる心温まる映画だと思います」と映画をPR。そして先日結婚を発表した弟の政伸さんについて「無理やり連れてきて観させようかと思っています」と話しました。

 「お父さんお母さんと子供の距離感が難しい時代に、その辺も意識しながら作った作品。そういう見方をしていただけると楽しめると思います」と雑賀監督の語る『チェスト!』は、4月19日(土)より、新宿バルト9ほか、全国ロードショーされています。

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