日本だけでなく世界を席巻し、ジャパニーズ・ホラーの代名詞となった『呪怨』シリーズの最新作となる『呪怨 白い老女』と『呪怨 黒い少女』が６月27日に初日を迎え、新宿バルト９で両作品の出演者と監督が舞台あいさつをおこないました。
ホラー初挑戦で『呪怨 白い老女』のヒロイン・あかねを演じた南明奈さんは「笑顔を封印させていただきましたので、いつもと違う南明奈が見られると思います」とアピール。同じくホラー初挑戦で『呪怨 黒い少女』のヒロイン・裕子役の加護亜依さんは「２本とも全然違って面白くて怖いので、みなさんぜひこの作品を観て、呪われて怨まれて帰ってください」と作品をＰＲしました。
『呪怨 白い老女』『呪怨 黒い少女』初日舞台あいさつ
大ヒット“御礼”ならぬ“怨霊”のパネルを持った『呪怨 黒い少女』出演の加護亜依さん、瀬戸康史さん、『呪怨 白い老女』出演の南明奈さん、鈴木裕樹さん（左から）
「無事に初日を迎えることができて嬉しいです。映画を観て怖がって“ほんとに怖い映画なんだよ”って広めてもらえればと思います」と『呪怨 白い老女』あかね役の南明奈さん
『呪怨 白い老女』文哉役の鈴木裕樹さんは「文哉は普通の青年で、そういう人間が（怖い）現象に巻き込まれていく様というのを感じていただたら嬉しいです」とコメント
「私（が演じた役）も悲惨な目にあってしまうんですけど、みなさん観たあとは冷や汗をかいちゃうほど震えてしまうと思います」と『呪怨 白い老女』千穂役のみひろさん
「重たい“しこり”のようなものを持ち帰って寝不足になっていただけたらと思っています。それがホラーのおもてなしだと思っています」と『呪怨 白い老女』の三宅隆太監督
『呪怨 白い老女』出演の南明奈さん、鈴木裕樹さん、みひろさん（左から）。
翳のあるヒロイン・あかね役の南明奈さんは映画の中では封印していたという笑顔を舞台あいさつでは解禁。明るい表情を見せました。
「きれいなお姉さんという役どころで、瀬戸さんを引き連れていっちゃうので、そこらへんを注目して観てください」と『呪怨 黒い少女』裕子役の加護亜依さん
「どちらも違う怖さのある面白い作品になっているので楽しんでください。いままでにない瀬戸康史が見られると思います」と『呪怨 黒い少女』徹也役の瀬戸康史さん
「10年を迎え、根強いファンがいる『呪怨』に参加させていただいてありがたく思っています。ぜひ楽しんで観てください」と『呪怨 黒い少女』真理子役の中村ゆりさん
「みなさまにお披露目できることを嬉しく思っています。梅雨ですが暑くてホラー日和なので、寒くなって帰っていただければと思います」と『呪怨 黒い少女』の安里麻里監督
『呪怨 黒い少女』に出演の中村ゆりさん、加護亜依さん、瀬戸康史さん（左から）。
裕子を演じた加護さんは“きれいなお姉さん”という役どころについて「（自分とは）全然違いますけどね」と照れ笑いを見せました。
三宅監督が「世の中、白黒ハッキリしないことが多くていかがなものかと思うのですが『呪怨』はメチャクチャ白黒はっきりしています。かなり好対照な２本になっていると思います」と語るように、それぞれ独自のテイストを持った新生『呪怨』シリーズとなる『呪怨 白い老女』と『呪怨 黒い少女』は、６月27日から新宿バルト９、梅田ブルク７で２作品同時公開中。７月４日より、広島バルト11、Ｔ・ジョイリバーウォーク北九州でレイトショー公開されます。
舞台あいさつに登壇した安里麻里監督、中村ゆりさん、加護亜依さん、瀬戸康史さん、南明奈さん、鈴木裕樹さん、みひろさん、三宅隆太監督（左から）