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『童貞放浪記』特別試写会

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ピースサインを決める山本浩司さん、神楽坂恵さん、結城リナさん、小沼雄一監督(左から)

 恋愛に奥手な30男が童貞卒業を目指し奮戦する映画『童貞放浪記』(8月8日公開)の特別試写会が7月21日にスペースFS汐留でおこなわれ、主演の山本浩司さんと小沼雄一監督らが舞台あいさつをおこないました。
 『童貞放浪記』は、評論家・小谷野敦さんの自伝的同名小説の映画化。主人公の東大出で童貞の大学講師・金井淳を演じた山本さんは、童貞役を演じることについて「嬉しかったです。東大出ということでどれだけ頭が良く見せられるかというのが心配だったんですけど、童貞というキャラクターを表現することには抵抗はなく、自分の真骨頂を出せました」と語り、小沼監督はそんな山本さんを「童貞という存在の心に響く演技をしてくださると思ってオファーしたところ、ほんとに作品の中で素晴しい演技を担ってくれたと思います」と絶賛しました。
 また、金井淳が想いを寄せるヒロイン・萌を演じた神楽坂恵さんについて、結城リナさんが「(映画を観て)“でかっ”と思いました。見ごたえたっぷりですよ」と謎の(?)コメント。神楽坂さん自身も「私も自分で見て“でかっ”って思いました」と笑顔で返しました。

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「すべてをこの役に叩き込みました。これでダメだと言われたらなにもできないというくらい出し切りましたんで、悔いはないです。」という金井淳役の山本浩司さん

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「ほんとに頑張りました、素敵な映画ができていると思っています」という北島萌役の神楽坂恵さん。監督も「撮影に入ってからの成長振りはすごかった」と太鼓判

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「久しぶりに濡れ場のシーンをやらせていただいたんですけど面白かったですね。(映画を観て)現場を思い出してムフフとなりました」とマミ役の結城リナさん

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「童貞の人に限らず、人と人がつながるときのドキドキや不安だったり、自分の未熟な感じをみなさんに感じていただければ」と小沼雄一監督

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日本映画界に欠かせない個性派・山本浩司さん(左)と、2ヶ月演技の特訓を積んで撮影に臨んだという神楽坂恵さん(右)。映画ではふたりラブシーンがあり、神楽坂さんの大胆な姿も

 そして上映終了後には“卒業年令なんて関係ない! 童貞だって人間だ!”と題し、カリスマAV男優の加藤鷹さんと全国童貞連合会長の渡部伸さんを迎えてのトークショーが開催されました。映画について「映画に出てくる童貞クンは健康な童貞クンな気がしました。意外に前向きなんですよね」(加藤さん)、「童貞を応援して観ていたんですけど、うまくいきそうになると応援したくなくなってくるという不思議な感情を抱きました」(渡部さん)と、映画についても異なった感想を持つふたりのトークは、山本さんや小沼監督、進行役の千木良悠子さん(「だれでも、一度は処女だった。」著者)も交えて、加藤さんが「一晩中話をしたい感じ」というほどの盛りあがりを見せました。

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トークショーの進行役をつとめた千木良悠子さんと、トークゲストの加藤鷹さん、渡部伸さん(左から)

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トークショー出演の渡部伸さん、山本浩司さん、小沼雄一監督(左から)

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カリスマ男優と全童連会長と童貞役ががっちり握手! 左から千木良悠子さん、加藤鷹さん、渡部伸さん、山本浩司さん、小沼雄一監督

 ユーモアを散りばめつつ、童貞男の純情と悲哀を描いていく『童貞放浪記』は、8月8日よりヒューマントラストシネマ文化村通りほかにて全国順次公開されます(配給:アルゴ・ピクチャーズ)

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