本日8月15日公開となる小宮有紗さんの初主演映画『13月の女の子』に映画関係者から寄せられたコメントが解禁。また東京以外での上映も決定しています。
女優・声優として幅広く活躍する小宮有紗さんの映画初主演作となる『13月の女の子』は、大切な親友を失った孤独な高校生の少女が、謎めいた転校生と出会い不思議な体験をする青春ファンタジー。
小宮さんが主人公の穴森一穂を演じるのをはじめ、一穂の親友で病気で亡くなる唐木田巫女をアイドルグループ・TEAM SHACHI(チーム・シャチ)の秋本帆華さん、謎めいた転校生・浮間莉音を映画出演が続く萩原みのりさんが演じるなど、女優・アイドル・声優と各方面で注目の若手女性キャストが出演。
『ねこにみかん』(2014年)『名前』(2017年)などの劇場用映画や舞台演出を手がける戸田彬弘監督がメガホンをとっています。
作品公開に合わあせて、日本を代表する娯楽映画の名手で『13月の女の子』に出演する田野優花さんの主演作(磯原杏華さんも出演)『リンキング・ラブ』(2017年)のメガホンをとった映画監督の金子修介さん、戸田彬弘監督の『名前』で津田寛治さんとともにダブル主演をつとめた女優の駒井蓮さん、大阪アジアン映画祭のプログラミング・ディレクターで映画批評家の暉峻創三(てるおか・そうぞう)さんの3人が以下のように応援コメントを寄せています。
映画監督:金子修介さんコメント
図らずも、この”迷宮の時代”を予感したのか?
というパラレル感覚の映像世界に、田野優花、磯原杏華、小宮有紗らの成長を見られて良かった
女優:駒井蓮さんコメント
戸田監督の描く女の子たちは、
繊細で、揺れていて、でも何処か強くて
そんな彼女たちの行き交う想いに
魅了されました。
つい欲しいものばかりを追いかけてしまう世界で、
「一番失いたくないもの」を必死で守ろうとする 13月の彼女たちは、本当に美しかったです。
大阪アジアン映画祭プログラミング・ディレクター、映画批評家:暉峻創三さんコメント
戸田監督の描く女の子たちは、
前作「名前」とは一見似ても似つかないジャンルだが、これもまた「名前」をめぐって展開するドラマ。
そして台詞、それを喋る声色、抑揚、間合いを聞いているだけでも、たちどころに戸田作品だとわかる美学が横溢している。
また、主演の小宮有紗さんの出身地である栃木県の小山シネマロブレや、秋本帆華さんと萩原みのりさんの出身地で複数の出演者に縁のある愛知県のシネマスコーレ、大阪のシネ・ヌーヴォ、京都の出町座と、東名阪を含む各地の劇場での上映が決定しているほか、全国順次公開が予定されています。
SF的な設定の中で少女たちの切ない運命を繊細に描き出していく『13月の女の子』は、8月15日(土)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開されます。
『13月の女の子』ストーリー
女子高生、穴森一穂(小宮有紗)は引っ込み思案でクラスに馴染めずにいた。
そんなある日、生まれつき心臓病を患う唐木田巫女(秋本帆華)と偶然出会い、二人は親しくなっていく。
しかし半年後、巫女は入院中に亡くなってしまう。悲しみに暮れている一穂に一通の手紙が届く・・・。
『唐木田巫女について話があります。明日の夜、あの部屋に来て』
巫女についての話とは? 一穂は一人、夜の校舎へと入って行く。
そこには、巫女の死と同時に現れた謎の転校生・浮間莉音(萩原みのり)が待ち受けていた。