8月より東名阪3劇場で同時開催中のホラー映画の祭典「夏のホラー秘宝まつり2020」が、連日満席の盛況を受けて7年目にして初となる開催延長が決定しました。
映画ファンからの支持も熱いホラー専門レーベル「ホラー秘宝」が2014年に東京のキネカ大森で初開催した「夏のホラー秘宝まつり」は、新作・旧作を織り交ぜた魅力的な上映ラインナップと観客参加型のユニークな企画が人気となって会を重ね、7回目となる今年はキネカ大森と名古屋のシネマスコーレ、大阪のシアターセブンの3都市の劇場で開催されています
新作3本と旧作5本がラインナップしている「夏のホラー秘宝まつり2020」は、45年ぶりにスクリーンに蘇ったイタリア発の伝説的ホラー『悪魔の墓場』(1974年/ホルヘ・グロウ監督)、数多くの映画監督やクリエイターに多大な影響を与えた“イタリアン・ホラー映画の父”マリオ・バーヴァの作品群から『血みどろの入江』(1970年)『リサと悪魔』(1973年)『血ぬられた墓標』(1960年)『呪いの館』(1966年)4本の特集上映と、旧作上映が平日休日問わず満席続出となる盛況。
この好調を受けて、キネカ大森では当初8月21日(金)より9月3日(木)まで2週間の予定だった開催期間の延長が決定。「夏のホラー秘宝まつり」史上初となる開催延長で、9月10日(木)まで1日2作品の上映が続きます。
もちろん、1週間の延長開催期間中には旧作5本だけでなく、江戸川乱歩の小説を窪田将治監督が現代的なエロティックサスペンスとして映画化した『メビウスの悪女 赤い部屋』、いまや「夏のホラー秘宝まつり」には欠かせない存在となった心霊ドキュメンタリーシリーズの最新作『怪談新耳袋Gメン2020』(佐藤周監督)、そして韓国が世界に放つオカルトミステリー『ワーニング その映画を見るな』(2019年/キム・ジンウォン監督)のプレミア上映となる新作3本も上映されます。