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ラブコレクション
ＯＬＤＫ
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12月11日(土)より渋谷シネ・ラ・セットにてロードショー
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２００４年／日本／71分／ＤＶ |
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社内恋愛に失恋し生活に疲れているごく普通のＯＬ。彼女の最悪の１日は、住んでいるアパートの両隣から聞こえてくるヘビメタの大音量とSEXのあえぎ声。精神的にまいった彼女は自殺を試みるが、それがやがて予想だにしない結末に向かっていく。
「サムライダー」や「クローン５」といった人気コミック作家であるすぎむらしんいちがメディア芸術祭にて優秀賞を受賞した著作「ALL NUDE」の中に収録されている１編「ＯＬＤＫ築25歳」を、本作が監督デビューとなる原正弘の手によって斬新な演出で見事に映像化したのが『ＯＬＤＫ』である。
ＯＬの失恋話で進む前半から、怪しげな方向へと進んでいく後半のあっと驚く話の展開と、そのメタルロック風な映像展開は、日本映画に新たな風を巻き起こす予感を感じさせるほどのパワーにあふれている。監督と共にすぎむらしんいちのシニカルな笑の世界を映像化するために集まったスタッフは、脚本を『コンセント』(01)の奥寺佐渡子、撮影を『ラブドガン』(04)の安田圭、美術を『ピンポン』(02)の金勝浩一、編集を『ゲロッパ！GET UP!』(03)の冨田伸子、そして音楽を『OUT』(02)の安川午朗と、日本映画を支える顔ぶれが作り上げた。
主人公の１０２号室に住むＯＬを演じるのは『蕨野行』(03)で主演デビューを飾りＣＭなどでも活躍中の清水美那。そして『きょうのできごと』(04)の三浦誠己、『HIRAKATA』(04)の一条俊、『目下の恋人』(02)の松尾玲央、『凶気の桜』(03)の北川絵美、『ジャンプ』(04)の上田耕一、そして『殺し屋１』(01)の國村隼と、若手、ベテランが顔を揃えている。
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■２００４年、東京の片隅に建つ、あまり上等でないあるアパートにて…
ＯＬのケイコ（清水美那）は疲れていた。相変わらず社内での対人関係はギクシャクしてしまうし、密かに思いを寄せていた同じ職場の男性は婚約してしまった。そして彼女の住むアパートの悪環境が、ダウンな心身に拍車をかける。右隣の部屋からは昼夜を問わず激しく男女の喘ぎ声が聞こえるし、左隣からは爆音ともいえるデスメタルが鳴り響き、不眠の日々が続いている。さらに天井は老朽化と上階の住人が何か重い物でも溜め込んでいるのか、歪みを見せ不気味な軋み音を立てる。生来の気の弱さもあって苦情を訴えることなど思いも付かない…。
ある日、ケイコは自殺を決意する。最高に突飛な方法で…。
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製作：白井一郎／小野正／村上比呂夫
企画：成田尚哉
プロデューサー：東康彦／山本章
監督：原正弘
原作：すぎむらしんいち（ALL NUDEより「ＯＬＤＫ築25歳」講談社刊）
脚本：奥寺佐渡子
音楽：安川午朗
撮影：安田圭
美術：金勝浩一
照明：木村明生
録音：吉田憲義
編集：冨田伸子
キャスティング：石垣光代
助監督：水戸敏博／谷口正晃
企画制作：アルチンボルド
製作：ラブコレクション製作委員会（ヒューマックスコミュニケーションズ／ジャム・ティービー／カルチュア・パブリッシャーズ）
配給：ラブコレクション製作委員会
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ケイコ：清水美那
西条：三浦誠己
タクヤ：一条俊
レナ：松尾玲央
マキ：北川絵美
南田：上田耕一
小島：菅原大吉
鶴岡：國村隼
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